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転職活動中に不安なときは気持ちをしっかり持って冷静に対応しよう

転職先が決まらないときの処方箋

 

いくら少子高齢化で労働人口が減少しているといっても、即戦力が求められがちな転職のハードルは高く、転職活動を始めても長期化してなかなか決まらないことは良くあります。最初のうちは応募先を選べても、5社、10社と落ちていくうちに、誰でも徐々に不安や焦りが生じるでしょう。転職活動を始めるタイミングは、人によっては在職中でも退職後でもあり、特に退職後に転職活動を始めると心配になってくるものです。

 

そこで、焦りから十分な準備ができずうまくいかなかったり、妥協して入社しやすい会社に転職した結果、また不満を持って転職先を探す無限ループに陥りやすいのです。ここでは、転職活動で起こりやすい不安や焦りと、その解消方法を説明していきます。

 

なぜ不安になり焦ってしまうのか

理由は人それぞれですが、次の仕事が決まらないときに焦る理由は、金銭的な部分と精神的な部分に分かれます。

 

無収入で生活していく余裕がない、失業保険が終わってしまう

在職中から転職活動をしていると、この問題は起きません。しかし、退職後に転職活動をすると貯金を取り崩して生活したり、ハローワークに行って失業保険の給付手続きをしているはずです。転職活動をしていくうちに金銭的な不安が積み重なり、「あと何ヶ月」という期限が見えてくるようになると焦ってしまうのも無理はありません。

 

今の会社を辞めることができない不安や焦り

こちらは在職中から転職活動をするケースですが、転職を考えるからには、今の会社や職場環境に不満がある、もしくは今の会社では将来に不安があるからです。転職先が決まってから退職するのは、生活を確保していく上で重要でも、いつまでも決まらないと一生ここで働くのか?という不安や焦りが大きくなります。

 

自分は転職できないのではないかと思ってしまう

何度も面接を受けて落ちてしまうと、本当に転職できるのか不安になっていきます。また、何社も落ちていく過程で、自分は社会に必要とされていないのかという、根本的な部分で悩むようになりがちです。自信のなさが面接にも表れてしまい、さらに結果を悪くする方向に向かっていきます。

 

転職先が思うように決まらないときは?

うまく転職先が決まらないと、精神的にきつい状況が続くでしょう。その状況を抜け出すためにハードルを下げて妥協し、入りたくもない会社に入ってしまうと、続かないで辞めたくなるのは必至です。もっとも、金銭的な余裕がなく、身内や公的支援なども受けられないのなら、生活第一でとりあえず働くのも仕方がないかもしれません。

 

しかし、まだ当面は生活できる状況、または在職中である場合は、妥協して転職するのは良くないです。不安や焦りから「逃げ」の転職を行うと、その先に明るい未来があることは少なく、その分だけ無駄な人生を送ることになるのです。不安や焦りを解消するために、一旦は冷静になって転職活動を考えてみるべきです。

 

他の人は何社くらい受けているのか

日本ではキャリアを積んで転職するよりも、新卒から定年まで勤め上げる風潮が長らくあって、転職自体に不慣れな人も多くいます。他の人は一体どのくらい受けて転職しているのでしょうか?

 

転職サイトからあるデータを紹介すると、平均的な応募社数は20社を超えています。つまり、5社や10社はもちろんのこと、20社受けても受からない人が相当数存在して、41歳以上を対象に絞り込むと約24社です。しかも、全年齢・企業規模を問わずこの結果ですから、採用のハードルが高い一流企業に絞り込むと、30社受けても受からないくらいは普通にあると知っておきましょう。

 

面接は精神的・肉体的パワーを消費しますが、転職していく人は皆乗り越えていきます。10社程度落ちたからといって、何も不安や焦りを感じることはありません。他の人はもっと落ちています。

 

在職中なら焦る必要はない

今の会社が嫌で仕方がないとしても、退職して転職できないより、在職中に無期限で転職先を探せるほうがはるかに楽です。金銭的な圧迫感がないことは大きなメリットで、とりあえず辞めるという選択はおススメできません。

 

新卒なら若くて有利なように思えますが、在学中に内定を取れないと新卒という看板を失います。収入がないまま既卒で就職活動を行ったり、新卒を維持するためにわざと単位を落として留年したりと苦労することになるのですが、何も先が見えない状況よりも、とりあえず生活できる在職中の転職活動なら焦る必要はありません。

 

自分の転職活動は正しかったのか見直してみよう

転職がうまくいかないときは、自己分析をしてみるべきです。また、履歴書や職務経歴書を客観的な視点で見つめ直し、自分が採用担当だったら、履歴書や職務経歴書を見ただけで会ってみたいと思うか、要するに興味を持ってもらえるか考えてみましょう。

 

何社も門前払いをされると、しだいに意欲がなくなり、作業的に同じ履歴書や職務経歴書を数多く送る行動になりがちです。過去の転職活動を見直して、なぜ書類選考で落ちたのか、なぜ面接で落ちたのか、反省点を見つけて改善しないと、いつか見つかると思っているだけで改善はしません。落ちた数が多いほど、至らない点を見つける良い機会が訪れています。

 

転職のために今後は何をすべきか考えてみる

絶対的な数を増やして、少しでもチャンスを広げていくのも確かに大切です。しかし、それだけで受かるほど甘くはないのですから、不安や焦りを感じたときに行いたい転職活動のポイントを紹介します。

 

落ちた理由から対策を考える

現実には、どのような理由で選考に落ちたのか知ることは難しいです。そもそも、複数の応募者から選考する以上、いくら自分の経歴やスキルが高くても、さらに好条件の人材が見つかれば落とされてしまいます。だからといって、落ちた理由を考えもせず漠然と応募し続けても、今の状況から抜け出せないでしょう。

 

第三者から客観的に意見してもらう

転職がうまくいかない人は、大抵の場合、自分ひとりで悩んでいます。ところが、自分で自分のことを客観的に見ることができる人はそれほどいません。転職サイトのように、コンサルタントからアドバイスを受けることもできるサービスがあるので、助けてくれる存在がいない場合は、活用を考えてみても良いはずです。既に転職サイトを利用しているなら、別の転職サイトに乗り換えてみるのも1つの手です。

 

応募先の選びかたを考え直す

転職できない人は、要望が高すぎて業界の賃金相場からもかけ離れていることが多いです。もちろん、譲れない条件まで妥協して転職する必要はないですが、自分のキャリア・スキルから、非常識な条件を望んでいないか今一度考えてみましょう。少なくとも、能力に相応の待遇を用意している会社はあるのですから、妥協できる点は妥協して応募先を選ぶことです。

 

あなたは就職活動に本気ですか?

自分は手を抜かず懸命に就職活動をしている。そう思っているのなら確かにそうなのかもしれません。しかし、本気になって就職活動している人は、チャンスを逃さないように非常に多くの応募を行いますし、常に自己分析しながら説明会に出席し、時には第三者の意見を求めて日々努力しています。

 

単に数を受けることが良いのではなく、面倒だからいつもの履歴書を送ろう、疲れたから来週にしよう、面接は練習しなくても自分は本番に強いなどと考えたことがあるのなら、本気で転職活動をしているライバルに気持ちで負けています。

 

転職サイトは1つだけとは限らない

転職のために活用する転職サイトは、それぞれ強い業界があって、同じ業界内でも転職サイトに入ってくる求人は異なります。少しでもチャンスを広げたいなら、複数の転職サイトを活用してみてはどうでしょうか。

 

転職サイトへの登録は無料ですし、適正診断、スカウト機能、面接サポートなど、様々なサービスが用意されています。多くの応募先を選ぶように、転職サイトも複数の中から使い勝手の良さ、求人情報が多さなどで選ぶべきです。今の時代は、少しでも多くの情報を持ち、転職活動を有利に進めることが重要でしょう。

 

転職活動の見直しが大切

転職したい人は多くても、企業の採用枠は限られています。あなたの転職活動がうまくいかないように、同じ境遇に陥っている人も気付かないだけで無数にいるのです。

 

ここで、とりあえずの転職を選ぶか、過去の反省点を振り返り転職活動の質を上げていくのかは、これからのあなたしだいです。不安や焦りに押しつぶされず、何が不足しているのか好機だと思って、転職活動の見直しをしてみましょう。

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